私の地球遍歴/石弘之

元新聞社のジャーナリストであり、その後環境に関わる様々な機関に勤めた著者が、世界各地で見てきた環境破壊の問題について書いた本。

 

私が覚えている限りでは、最初に環境問題について知って衝撃を受けたのは、小学校か中学校の図書館に置いてあった本で、酸性雨により何かの像が溶けていたり、森林がぼろぼろになっている写真を見た時だった。

あの頃は割と酸性雨が危ないとか何とか周りでも聞いたような気がするけど、そういえば最近は聞かなくなった気がする。

他にもオゾン層とか温暖化とか環境ホルモンとか、色々話題になっていた?ような気がするけれど最近はあまり聞かない。

けど、問題が解決したわけではなく、当時は問題が浸透し始めた頃だったから騒がれたとか、今は今で他に新たな問題があるというだけなんだろうなあ。

 

環境破壊の問題について、個人的には一応気にしていて、なるべく水や電気を無駄にしないように、ごみを出さないように気を付けてはいるけど、実際それでは大した効果はないんだろうと思う。

問題の規模が大きすぎるし、多くの環境破壊の根本的な原因はそういうことではないようなので。

世の中には問題が沢山あって、どれもこれも簡単には何ともならないんだよねえ。

 

私の地球遍歴―環境破壊の現場を求めて

私の地球遍歴―環境破壊の現場を求めて