イスラエルとユダヤ人に関するノート/佐藤優
中東の辺りのゴタゴタの理由を知りたくて読んでみたのだけど、そんな中学生でも知っていそうなことを解説してくれるような本ではなかった。
佐藤さんはイスラエルを支持する考えのようだけど、それについて自分がどう思うかというと、事情がよく分からないので結局よく分からないままだった。
(子供の感想より酷いかもしれないけど、取り繕っても仕方がない。)
内容を見返すと何か思うところがあるかもしれないけれど、図書館で借りたものをもう返してしまって、断片的にしか内容を理解できていなかったので、あまり思い出せない。
私は、この方の本は何冊か読んで、とても面白いと思った本とそうでない本があるのだけど、違いは何だろう。
面白かったのは自伝的な内容で、そういうものはストーリーがあるから先が気になって面白いのだろうか。
逆にあまり楽しめなかったものは、説明的な内容のもの?ただ単に、内容が分からないと楽しめないだけかもしれない。
その人にとって面白い本かそうでないかは、何冊も読んでいるうちに冒頭を読んだだけで分かるようになるというけど、一体いつになったらその能力が身につくのだろう。