超AI時代の生存戦略/落合陽一

概要

筑波大学の准教授、ほか色々やっている落合陽一さんが書いた本。

最近AIが世の中に及ぼす影響が話題になっているけれど、世の中がこれまでにどう変わってきて、今後はどうなりそうか、それに対して人はどういう方針で生きていったらよいか、等について書かれている。

この本を読んだ理由

落合さんを何かで見て、どういう考えを持った人なのかもっと知りたいと思ったから。

それから、コンピュータに関することは自分の仕事とも重なる部分があるから。

思ったこと

好きなことを見つけるのは難しい

落合さんは、自分の好きなことを理解しておくことが大事で、好きの理由を分類すると以下の3つだと言っている。

①うまく行った時に楽しいから好き。

②コレクションするのが好き。

③身体的な快感を得られるから好き。

私は、ものを集めて楽しいと思ったことはあまりない。運動をしたり、おいしいものを食べて気分がいいとは感じるけど、はまるほどではない。期待通りの結果になることが一番嬉しいと思うので、①タイプかな。

でも、具体的に何が好きかとしばらく考えてみたけど、特別これというものは思い浮かばなかった。好きなことが分からないってどうなんだと思ったが、きっと①の快感が得られることなら何でもいいんだろうと今この文章を書いていて思った。

 

健康に気を遣っているとは意外

グミばかり食べていると聞いたので。

グミはコラーゲンがどうのと言っても殆ど砂糖の塊だろうし、睡眠時間も十分にとれていないと聞いたので、健康にはあまり気を遣わない方なのかと思っていた。そこは犠牲にせざるを得ないのかもしれないし、大きなお世話だけど。

でもその割に体型は維持されているようだな、と思っていたら、定期的にジムに通うなどして運動しているそうな。そういう所もきちんと押さえてるんだなと思った。ですよねー、体は大事ですよね・・・。

 

AI時代について

落合さんが言っているような、人とコンピュータ、労働と生活の境界があいまいな世の中は、私にはまだあまり身近なことではないので、直近の未来としては考えられないけど、もしかするとあっという間にそうなってしまうのかもしれない。でもなるようになると思うのであまり心配はしていない。

AIに仕事を奪われるなどということも言われているけど、少なくとも現時点で私がやっているようなことは十中八九AIがやるはず、というかやるべき。早く奪ってくれ。そしてみんなやりたいことをやって暮らしていけるようになればいい。