2021-01-01から1年間の記事一覧
この本によると、日本では2040年頃、半分くらいが独身という世の中になるらしい。 少子高齢化と言われているけど、そんな話は初めて聞いたなあ。 結婚したいけどできないのではなく、したいと思わないのだとすると、少子化対策はどうするのだろう。 個人的に…
さとうさんは、お母さんのことで頑張りすぎてしまったんだろうな。それで倒れてしまって、症状が死んでしまいたいと思うほど苦しいのも辛いし、お母さんが一人で生活するのも心配だし、治ってもその後の生活が不安だし、辛かっただろうな。 ストレスがたまる…
おぼえがき。 快感を感じさせるドーパミン、ドーパミンにブレーキをかけるセロトニンやGABA、苦痛を和らげるオピオイドなど、人の体内で生成され脳に作用する物質を脳内麻薬と呼ぶ。 何か楽しい経験をすると脳のいくつかの部位にドーパミンが送り届けられる…
気になる相手の女性とどうするかということばかり考えていて、奥さんに対して申し訳ないと思うどころか、思い出しもしない。浮気する人というのはこういうものなのかもしれない。 この人に限らず、この話の登場人物は皆驚くほど自分勝手だな。まあ私も、自分…
解説で、榎波のことを幼稚だと書かれていたのだけど、一般的な人と少し違った心を持っていることを幼稚というのはどうなのかと思う。大人の異性と関わるのが苦手だと幼稚? 個人的には立藤が自分の子供くらい年の離れた女性と付き合っていることの方が微妙な…
突然異世界に飛ばされ、10個の(ほぼ何でもできる)願いを叶えることができるスターボードを授かるというお話。 異世界に来たのは元の人間のコピーで、異世界から去ろうとすると、元の世界に戻るのではなくコピーが消えるいうシステムはいいな。それだったら元…
江木・・・腹の立つ奴め。まず、ほぼ初対面の女性の顔に触るなんておかしい。何だこの人はと思ったけど、理加子が嫌がっていないからまあいいかと思っていたのに、そうやってグイグイ来ておきながら、別れ際にきちんと相手に向き合おうとしない卑怯者。よく…
歳をとってから、昔の友達と一緒に暮らす。ちょっといいかも、とは思うけど。 もしそういう機会があったとしても、踏み出せるかというとどうだろう。寄り添う時に刺さる針の痛さよりも一人の寒さの方が何倍もましだと思っているので。慣れるかもしれないけど…
気の毒だなあ。こんなの子供にはどうしようもない。大人でも対処に困る。 適切な治療を受ければ良くなるのかもしれないけど、まずそのことが思いつけないかもしれないし、通える距離にそういった施設がないかもしれないし、あっても本人が拒否すれば通わせる…
新自由主義、勝ち組/負け組、自己責任が蔓延る世の中で、精神を消耗しない働き方、生き方について書いた本。 私は仕事に関してはある意味競争の土俵から降りることを選んだので、今は以前に比べてとても働くのが楽になり、メンタルが削られるなどで困ってい…
この本に、厚生労働省で定められたワクチン接種の優先順位というものが存在すると書かれているので探してみたけど、新型コロナウイルス用のが出てきてしまって、ちょっと検索してみただけでは見つけられなかった。 その優先順では、基本的に将来を担う若い人…
あらら、まさかこんな救いのない終わり方をするとは。 嘘をつくと赤く光る首輪、試しに1か月くらい皆つけてみるのは面白いかもしれない。 どうだろう、人と話すのが嫌になるかな。お互いに首輪が見える状態での会話を誰もしなくなるかも。 うそつき、うそつ…
似ていない親子もいることはいるだろうけど、遺伝するのだから、大抵の親子は見た目が似ているものだと思う。横に並んでみた時に、誰が親子かって、そんなに分からないものかな。 と思ったけど、私も父や母と似ていると他人からは言われたことがあるけど、自…
偶々目についた誰かを尾行してみる。ちょっと面白そうだけど、大抵は何も面白いものは見られないんだろうと思う。何か面白いものが見られたとしたら、それは相手が見られたくないものかもしれないし、何にせよやられる方は気持ちの良いものではない。気付か…
文章を書くだけでなく校正をする人がいて、他にも多分沢山の人が関わっていて、1冊の本を世の中に出すのは大変なことだな。 それにしても、この本の中に出てくる縄紋の話は「眠っている時に見た夢の中の話」のようなものだと思うのだけど(最初からそうだった…
国による文化的な違いは色々あるけど、インドの文化は特に理解しづらいものが多い気がする。この話のように、会社とか契約という概念を理解していない人達との交渉なんてものすごく大変そう。何よりこんなに頻繁に命の危険にさらされるのではとてもやってい…
適度な距離感を保ちながら付き合える興味深い人物がいる暮らし。いいな。 老猿と一旦別れた後、また会えてよかった。それに、どうせどこまでも追ってくるのだから、あのタイミングでよかった。 老猿 (講談社文庫) 作者:藤田宜永 講談社 Amazon
誰が誰だか分からなくなる。名前が読めないと特に。 才能があるからといって、やりたくない仕事を無理やりやらされるのは嫌だな。もうちょっと楽にやれる仕事ならいいけど、全然楽じゃないし。 幻痛は鏡の中を交錯する希望 作者:長沢樹 中央公論新社 Amazon
周りの人が皆、雅人がどうなったのか知らないと言うのでおかしいなと思っていて、嫌な終わり方をするのかなと思ったけど、そうでもなかった。よかった。 これだけ大きな事故にあって相当な重症なのに、実家に連絡が行かないのもおかしいと思ったけど、これは…
旅行記を読んでいると、いいなあ、楽しそうだなあと思う。でも実際に旅行に行く気になるかというと、面倒臭さの方が先に立ってしまってそうはならない。 子供の頃はよく車で国内旅行に連れて行ってもらったけど、気分が悪くなって毎回地獄だった。私にとって…
原発について問題意識が足りないと言われましても。例えば放射性廃棄物の処理の問題とか、原発の近くに住んでいる人達の負担とか、原発を止めたらどれだけ困るかなど、全く気にならないわけではない。でも、常に問題として考えているかというとそこまででは…
他人に成りすまして生きるって、恐ろしいけどわくわくしそう。特に将来に不安があって、この先問題が解決する見込みがない時に、そうすることで人生が大きく変わるのだとしたら、手を出してしまうかも。 もう何年も会っていなくて、今となっては自分の人生に…
自衛官というだけでも特殊な職業だろうけど、潜水艦乗りは、何か月も海の底で過ごし、その間外部との連絡は取れないとなると、一般的な人とはかなり違った生き方になりそう。帰ってきたら同棲していた彼女がいなくなっていた、なんていうこともあるらしい。…
食品が安全かどうかということは気になるけれど、大抵は食べてすぐに体に変化が起こるわけではないので、問題があるかどうか判断するのは難しい。 幸い選択肢は豊富にあるので、加工されたものや原材料に得体の知れないものが書かれている場合は避けるように…
溺死した女子高生をiPs細胞と3Dプリンタで作る。 技術的に可能かどうかしか検討されず、倫理的にどうかということは誰も言わないのを不思議に思った。 しかも人を作るのなんて初の試みなのに、作った後のことも考えられておらず、とりあえず作れるかどうかし…
成年後見制度という言葉は聞いたことがあったけど、どんな制度かは知らなかった。この話では、認知症になった裁判官の奥さん自身が後見人になるよう申請をしたのだけど、後見人に指定されるのは大抵家族ではなく弁護士で、弁護士の許可がないと家族はお金を…
一般企業でも、会社に不満を持つ人もいればそうでない人もいて、それは自衛隊でも同じだと。 一番気の毒なのは鷲尾さんの奥さんだと思った。 ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-9 作者:樋口明雄 角川春樹事務所 Amazon
もうすぐ自分が死ぬということが分かったら、こんなふうに自分で死に方を決めて、きちんと準備をして、心置きなく死にたい。なるほど、こういうのを目指せばいいのか。 死の島 (文春文庫 こ 29-10) 作者:小池 真理子 文藝春秋 Amazon
実体験をもとに書いたとのことなので、主人公は著者ということなのだろう。 大変だな、気の毒だなと思う一方で、この人自身も書いているけれど、この人は仕事人間で、家族のことを親身になって考えることはなかったんだなと思う。 けれど、そんなに手間暇を…
自分が仲良くなりかけていた人が、昔凶悪な犯罪を犯したと分かったらどうするか。 私は、この話の会社の同僚のように、手のひらを返したような態度にはならないような気がする。これまでと全く同じように接することができるかどうかは分からないし、少し距離…