2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
溺死した女子高生をiPs細胞と3Dプリンタで作る。 技術的に可能かどうかしか検討されず、倫理的にどうかということは誰も言わないのを不思議に思った。 しかも人を作るのなんて初の試みなのに、作った後のことも考えられておらず、とりあえず作れるかどうかし…
成年後見制度という言葉は聞いたことがあったけど、どんな制度かは知らなかった。この話では、認知症になった裁判官の奥さん自身が後見人になるよう申請をしたのだけど、後見人に指定されるのは大抵家族ではなく弁護士で、弁護士の許可がないと家族はお金を…
一般企業でも、会社に不満を持つ人もいればそうでない人もいて、それは自衛隊でも同じだと。 一番気の毒なのは鷲尾さんの奥さんだと思った。 ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-9 作者:樋口明雄 角川春樹事務所 Amazon
もうすぐ自分が死ぬということが分かったら、こんなふうに自分で死に方を決めて、きちんと準備をして、心置きなく死にたい。なるほど、こういうのを目指せばいいのか。 死の島 (文春文庫 こ 29-10) 作者:小池 真理子 文藝春秋 Amazon
実体験をもとに書いたとのことなので、主人公は著者ということなのだろう。 大変だな、気の毒だなと思う一方で、この人自身も書いているけれど、この人は仕事人間で、家族のことを親身になって考えることはなかったんだなと思う。 けれど、そんなに手間暇を…
自分が仲良くなりかけていた人が、昔凶悪な犯罪を犯したと分かったらどうするか。 私は、この話の会社の同僚のように、手のひらを返したような態度にはならないような気がする。これまでと全く同じように接することができるかどうかは分からないし、少し距離…
人間の仕事をAIが肩代わりするようになってから100年以上経った頃、世界に12基あるAIのうちの1基が不調になる。原因を探るため、AIを擬人化し、AI自身に不調の原因を尋ねることにした。そのカウンセラーとして選ばれたのが主人公。 パートナーのマッチングも…
ビットコインは今のところごく一部の人だけがすごく得をしたり損をしたりしている状況だと思うけど、普及はするのだろうかどうだろうか。私のような者には、普及してみないと良さが分からないかもしれない。あまり積極的に使ってみたいという動機もないし。 …