なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか/関廣野
色々書いてあったと思うのだけど、多分私にこの本を読むための下地となる知識がないせいで、何が書いてあったかというとうまく言えないし感想が出てこない。
そんな感じなので、ほんの限られた点について思ったことを書いておく。
時々、海外の実力主義を見習うべきだというようなことが話題になるけれど、それで良いのは戦い抜ける人、成功できる人であって、できない人も極端に落ちこぼれずに済んでいたのが日本の社会の仕組みだったのだろう。会社の年功序列とか。なので、自由な代わりに自力で戦わなければならないストレスにさらされるのが良いか、出ようとすると叩かれるかもしれないけれどあまりストレスがないのが良いかというと、一長一短だなと思う。