恐怖の地政学/T・マーシャル

タイトルに「恐怖の」と付いているけれど別に恐ろしいことが書かれているわけではない。山とか川とか、人の行き来が困難な場所があると発展しにくいよとかいうお話。

アフリカが、アメリカの3倍もの大きさだということや、船が航行できないような川が沢山あると知って少し驚いた。人類発祥の地なのに、どうしてアフリカは他の国より遅れたままなのか不思議に思っていたけれど、地形的な理由もあったのか。もちろんこれは理由の一部でしかないのだけど。

 

メルカトル図法で書かれた地図では、土地の本当の大きさが分かりづらいという話があるので、インターネットで調べてイコールアース図法という書き方で書かれた地図を見てみた。確かにアフリカはアメリカの3倍くらいだった。

アフリカはあの辺りの沢山の国を一括りにして呼ぶときの呼び名だと思うけど、一つの国で一番大きいのはロシアかな。

日本はやっぱり小さい。もっと小さい国も沢山あるけど、日本は山が多くて、人が住める土地が国土の3分の1か何かではなかったか。

 

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

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