受難/帚木蓬生

溺死した女子高生をiPs細胞と3Dプリンタで作る。

技術的に可能かどうかしか検討されず、倫理的にどうかということは誰も言わないのを不思議に思った。

しかも人を作るのなんて初の試みなのに、作った後のことも考えられておらず、とりあえず作れるかどうかしか考えられていないとは。そんな状態で人を作って、恐ろしくないんだろうか。

実際に問題は起こるのだけど、別の理由でその心配をする必要がなくなって、私はほっとした。

 

ES細胞は胚から作る、iPs細胞はどこでもいい、どこかの細胞を初期化して作るという説明は勉強になった。