ある晴れた日に、墓じまい/堀川アサコ

つい最近もお墓の話を読んだけど、今回は特にお墓に興味があって読んだわけではない。

自分が死んだらお墓の世話をする人がいない、という状況で癌になったら、40代前半という若さでもお墓について考えざるを得ないわけか。

私は現時点で継ぐお墓はないはずなので、それはさておき、癌になったら、助かることよりも一番苦しくない選択肢はどれかと聞いてしまうかもしれない。抗癌剤は厳しいなあ。明らかに直る癌であれば話は別だけど。

主人公以外に、もっと若い登場人物も癌になっているけれど、あまり若いうちに癌になるとより一層気の毒だな。