誰も戦争を教えられない/古市憲寿

古市さんが世界各地の戦争に関する施設(戦争の記念館や博物館など)を巡った記録。古市さんのことはテレビで何度か見たことがあったので、読んでみた。

2か月くらい前に読んで大分内容を忘れてしまったけど、少し前に中国の深センの発展がすごいという話を聞いて、そういえばこの本にもそんなことが書いてあったなと思い出したので、読んだ記録だけでも残しておく。この本には、中国に行くと勢い感じるというようなことが書いてあった。それに比べて東京は止まっているような感じがするとも。

肝心の戦争の施設を巡った様子については、敗戦国かどうかやお国柄(?)によって、展示の仕方が違っていると書いてあった。

アウシュヴィッツは割と気候の良い場所のようなことも書いてあった。何となく日の差さないような場所を想像してしまうけど、そこで起こっていたこととは関係なく、明るく太陽に照らされる日もあったんだなあ。

 

誰も戦争を教えられない (講談社+α文庫)