第五番/久坂部羊

もう何年も前に読んだ「無痛」の続編。

「無痛」の内容は殆ど覚えていないけど、生きたまま心臓を取り出すシーンだけ覚えている。

 

ものすごく残虐な殺人を犯した人を、本人の意志ではないという理由で、普通の生活を送れるようにしてしまうのは大丈夫なんだろうか。責任があるとは思わないけど、同じようなことが起こる可能性はあると思うのだけど。

この小説の舞台は日本だけれど、もし実際に同じ事件が起こったら、今の日本の制度では数年で釈放されるんだろうか。

 

第五番 無痛2 (幻冬舎文庫)

第五番 無痛2 (幻冬舎文庫)