モンローが死んだ日/小池真理子

夫に先立たれて以来一人暮らしの鏡子は、ある時精神的な不調を覚え、精神科に通うことになるが、高橋医師の治療により体調はあっという間に改善した。その後鏡子と高橋医師は個人的な交流を持つようになるが、ある日突然高橋医師との連絡がつかなくなる。

 

それまでやり取りしていた相手と突然連絡がつかなくなったら、最初はもちろん心配するけれど、ああこれは相手が関係を断ち切ったんだなと分かる。そんなやり方はあまりにも不誠実で腹が立つ。そういう事態になった理由は後で分かるのだけど。どうしてご飯にそんなに感動していたのか、とかも。

モンローが死んだ日 (新潮文庫)

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