我々は、みな孤独である/貴志祐介

魂の仕組みのようなものがこの通りだったとして、なぜ孤独を感じるのか分からない。

魂が過去や未来関係なく色々な人の入れ物を巡るという認識で合っているだろうか。その通りだとすると、遠い未来に人類が滅びてもそれは永久に続くのだろうか。どうでもいいけれど。

何にしても、以前の入れ物にいた時にどんな経験をしたか、詳しいことなんて知りたくない。いいことばかりはなずがない。