国語ゼミ/佐藤優
本の内容とは直接関係ないのだけど、経済原論の一説について説明されていたこと。
私達のような労働者は労働力を商品として売り、その対価として賃金を受け取っている。だから、
- 資本家にとって労働力はものを生産するための材料や機械と同で、使い倒すものである。
- 賃金は良い物を作って売り上げが上がったなどの成果に対する報酬ではなく、労働力という商品に対して支払われるものなので、会社の利益は労働者の賃金に直接結びつかない。
これ、よく覚えておこう。
勿論きっちりこのルールで世の中が動いているわけではないと思うけど。
それから、佐藤さんの他の本でも登場した山椒魚戦争、やっぱり面白そうなのでいずれ読みたい。