世界にひとつしかない「黄金の人生設計」/橘玲
主に不動産の要否と保険の要否、それから日本の年金や医療保険の現状と今後の見通しについて書かれた本。
興味深い、という意味で面白かった。一部面倒臭い話は流し読みしてしまったけど。(かなり分かりやすく書いてくれているのだろうとは思ったけど・・・。)
ここに書かれていることが「正解」かどうかは分からないけれど、考え方の一つとして頭に入れておきたい。
不動産(持ち家)について、なるほどと思ったこと
- 不動産を購入することは投資と同じであり、株などを購入することとの違いは、資産を何で持つかの違いでしかない。
- 不動産は購入した瞬間から中古となり、以降は年月が経つにつれて価値が下がる。また、維持・管理のため保有しているだけでコストがかかる。
保険について、なるほどと思ったこと
- 保険は当たらなければもらえないという意味でギャンブルと同じ。
とりあえず、ずっと前に入った掛け捨てのやっすいやつだけ入ってるけど、正解だったかもしれない。
今となっては貯金が沢山あるので、保険要らないのではという気すらしているけど、解除するのはちょっと勇気が要るかなあ。
年金や医療保険について、なるほどと思ったこと
- 会社員になれば、厚生年金の保険料は会社が半分払ってくれるという話は、「物は言いよう」かもしれない。(社長がポケットマネーから払ってくれるわけではなく、お金の出どころは給料と同じなので、本来給料として支払われるお金から差し引かれているとも考えられる。)
いやー、色々知らないと困るねえ。